【MMA最強は誰だ?】PFPを検証する

格闘コラム

色々なMMA(総合格闘技)関連メディアやサイトでPFP(パウンド・フォー・パウンド)が掲載されています。

正直、こういったものに正解などないのですが、以前紹介した海外の色々なランキングサイトのPFPを比較してみようと思います。ついでに当サイト独自のPFPランキングも紹介!

GWの暇つぶしにどうぞ。

過去記事でのランキングサイトの紹介はコチラ

目次

PFP(パウンド・フォー・パウンド)とは?

格闘技の世界はほぼどの競技でも「階級」があります。無いのは有名なのでは相撲位ですかね?

なぜ階級があるのかというと、格闘技において”体格差”というのは非常に大きな勝負を分ける要素になってしまうからです。体重差・体格差のある相手にはパワーで負けますし、距離やパンチの重みも異なってきます。

その基準として「体重」による階級分けが行われます。厳密には「体格」も見るべきなのです(減量である程度コントロールできるので)が、個人差もあるので現状は「体重」ベースですね。なお、MMAだと基本は5Kg刻みです(※ライトヘビー以降は違います)し、ボクシングだとその半分です。階級分けは競技によって違いますね。黎明期のMMA(総合格闘技)では階級はあってないようなもので、今でいうミドル級vsヘビー級などザラでした。すごい時代でしたね😅。MMAの普及に伴って階級制が整備され、裾野が広がっていったと思います。

一般には最重量級はヘビー級ですので、ヘビー級の王者こそ”人類最強”の称号になり、まさにその通りなのですが、体格というのは持って生まれたものなので自分で身長を伸ばしたりすることはできません。

なので、絶対に対戦しない選手同士、例えばフライ級vsヘビー級の選手で「同じ条件(階級)で」戦ったらどちらが強いのかを”楽しむ”のがPFPだと考えています。

この”楽しむ”という要素がないと、ファン同士で揉める不毛な話になりがちですね😅

PFPはただのロマン(そもそも仮想の世界前提の話ですので)と思いましょう!

全盛期PFPと言われたDJ(デメトリアス・ジョンソン)

また、ややこしくなるので今回の記事でのPFPは現役選手(Current)のみを対象としますので引退した選手(All time)は含まないこととします。

各ランキングサイトのPFP比較

ランキングを掲載しているサイトは色々あるのですが(詳細は以前のランキングサイト紹介を参照)、大きく分けて団体が発表しているものと独自サイトによるものがあります。

団体のものは当然その団体所属の選手のみしか掲載ないですし、団体によってはランキング自体が無い団体もあります。現状団体ではっきりとあるのはUFCとOneのみです。よって今回はランキングサイトのみを対象とします。

今回は下記4つのサイトでの最新(記事掲載時点)PFPランキングを比較してみます。サイトの特性は以前書いた通りなのでそちらを参照してください。

Fight Matrix

1位はUFC261で圧勝したウスマン!やはり最新情報を反映している感があります!ヴォルカノフスキーガヌーと続いていきますが下の方になるとちょっとんん?って感じの選手もいます(スターリングムサシなど・・・)。ちなみによく最強と言われるJJは5位です。

Ranking MMA

1位はジョン・ジョーンズ、続いてウスマン、ガヌーですね。JJの取り扱いは結構微妙なのですが現役なのは間違いないですからね・・・

Tapolpgy

こちらも最新試合を反映してかウスマン1位!続いてアデサニヤ、ガヌーですね。JJは4位です。

Sherdog

はい、1位は引退宣言したヌルマゴです。2位ウスマンの3位JJ。しかも4位は引退しているセフード・・・・Sherdogはほんとランキングだけは微妙・・・

さくっと見てみましたが、どうでしょうか?やはりどうしてもUFCファイターが多くなりますね。UFC以外は上記だと2名しか入っていません。

引退宣言して王座返上して王座決定戦まで決まっているヌルマゴメドフを未だに1位というのは正直無いと思います。たしかにヌルマゴはここ1年くらいずっと文句なしのPFP1位でしたし、復帰のラブコールの意味合いもあるのかも知れないですが・・・正直ナンセンス。

ポイントは「JJの取り扱い」「ウスマンは2位以内」「5位以降はサイトによってかなりばらける」といった感じですね。先日のウスマンVSマスヴィダルでのウスマンのKO勝ちは強烈で、塩試合の代名詞だったウスマンは一気にPFP最強レベルまで来た気がします。これまでは「強いんだけど・・・試合がつまらない😅」という感じでしたが、バーンズ戦とマスヴィダル戦で一気に試合内容も大興奮の内容に進化したので文句なしですね!

そしてJJです。ライトヘビーで無敵、キャリア(事実上)無敗で長らくPFP最強と言われていたJJですが、キャリア後半となり、かつヘビー級に上げる為に1年以上試合をしていません。現役なのは間違いないとは思いますし、未だPFP上位の実力はあると思いますが、その実力が健在であることをそろそろ示してほしいですね。

そして5位以降。これはもはや趣味嗜好の領域ですね😅スターリングはチャンピオンで強いけどPFPで言うと微妙(正直ヤンの方が上でしょう)とか、フィゲイレードってPFPでも上位?とか、マクレガーは??とか色々言いたくなりますね。まあこれがPFP論争の醍醐味ってやつでしょうか😁

3位から5位あたりが一番議論ありそうですね。ガヌーは今後の試合内容では1位候補筆頭でしょうし、ヴォルカノフスキーもフェザーでは圧倒的。次の試合で圧勝したら上位常連確定かと思います。アデサニヤも上位常連ですが、ブラホビッチに負けてしまったのでちょっと評価ダウンという感じですかね。そのブラホビッチも体格やフィジカルといった部分での強さが目立つのでPFPっていうと・・・

面白いけどとても難しいですね!

当サイトが考える現状でのPFPは・・・?

さあここで当サイト的にどうかという点を完全に管理人視点で発表します。異論はあると思いますがPFPは楽しむものなので受け付けません😆

1位 ジョン・ジョーンズ

やはりJJ(ジョン・ジョーンズ)は強いと思います。次戦の内容次第では陥落もあり得ますが、打撃・組み・寝技全てにおいて高いレベルの技術を有しています。そしてその驚異的な身体能力!歴代PFPでも上位間違いなしの選手!ドーピング問題は論外なので異論はある選手ですけど、それ除いてもヤバいレベルです。とにかくあらゆる技術が凄いと思います。打撃でも組みでも寝技でも、独自性もありますしその判断の速さもすばらしい。全ての動きに確かな理由がある(次の動きに繋がっている)ファイターですね!

2位 カマル・ウスマン 

ウスマンはレスリング技術が非常に高く、TDD成功率100%という驚異の選手。フィジカルにも優れるタイプですし、打撃(特にジャブ→ストレート)の技術も高いです。慎重に戦うタイプなので塩試合になりやすいのですが、最近はそれも払拭しアグレッシブさが増して観てて面白い試合に進化しています。現時点で1位でも全くおかしくない選手で、正直負ける姿が全く想像つきません。やはり現時点では最強かもしれません。

3位 ピョートル・ヤン

格闘マシンと言ってもいいような正確無比な動きをしていくタイプ(ロシアに多いタイプですね)がピョートル・ヤンです。打撃は全く無駄がなく、まさに無慈悲(あだ名がノー・マーシー)な無駄打ちなしの連打で畳みかけてきます。冷静に最適解を瞬時に判断するまさに戦闘マシンです。スターリングに反則負け(手をついている状態での頭部への膝蹴り)しましたが、あればある意味プログラムミスで、あの場面での最適解が顔面への膝だったのでルールインプットを忘れて即時に発射されてしまったヤンならではの反則負けなのかなと思っています。

4位 ダスティン・ポイエー

https://twitter.com/MiracleMMA__/status/1385897104141389826

ダスティン・ポイエーは試合内容に多少のばらつきがありますが、派手な試合をささえる確かな打撃・寝技の技術。確実に負けたのはヌルマゴくらいで、打撃得意な多くの選手にも打ち勝ってきています。ヌルマゴいなければもう少し評価が高かったような・・・😆とにかくバランスがよく、ファイトIQ・作戦遂行能力も高いトータルファイターですね!管理人が大好きな選手なのでひいき目かも・・・😆

5位 コナー・マクレガー

UFCというかMMA最大のスターと言っていいマクレガー。打撃が中心ではありますが、まずその打撃スキルが凄いです。間合いの取り方、当て感、打撃の種類、アジャストなど打撃だけでも十分圧倒できる驚異の技術。寝技が決して得意ではありませんが、UFC上位に十分渡り合えるレベルです。組んだ時も強く、簡単にTDは許さないですね。5位はアデサニヤとちょっと迷ったのですが、作戦遂行力も高いのでやはりここは何度もすごい試合をしてきたマクレガーを推したいと思います。


いやこれ難しい😅管理人的には、UFC上位ランカーだから絶対的に強い、とも決して思わないですが、それでもやはりUFCで凄まじい実績を上げた選手に集中しますね😅

管理人的にはジョン・ジョーンズにウスマン肉薄って感じで3位以下は少し差があるイメージです。オールタイムだと、DJGSP、ヌルマゴが絶対に入ってきますね!まあでも完全に趣味ですなこれ。

なお今回入っていないヘビー級王者ガヌーですが、ヘビー級は一番体格がものをいう階級なので、技術的には他の階級より劣ることもあると思います。ガヌー自身は最近組技の技術が向上しており(というか今まで技術がかなり低かった)、本格的に練習を積めばまだまだ伸びしろがある驚異の選手です。

アデサニヤヴォルカノフスキー、Bellatorのパトシリオ・ピットブルなどまだまだ候補はいますね

管理人はPFPを見るならば、「技術」が重要だと思っています、体格やフィジカルで押し込む系は絶対的では無いような気がする為です。身体能力とフィジカルはちょっと違うので、身体能力の高さは体格関係なく通用すると思っています。

いかがでしたでしょうか?こうやって勝手にPFPを楽しむのもアリではないでしょうか?格闘技ファンそれぞれのPFPを作って楽しんでいけるといいですね。そしてそれがもし実際の試合として実現したら・・・・ワクワクが止まらないですね!!

当サイトのPFPランキング上位が激突するUFC 264:ポワリエ vs. マクレガー3 注目ですね‼