女子総合格闘技(MMA)を盛り上げたい!
ジョシカク、という言い方はあまり好きではないのですが、女子格闘技はちょっと・・・って思っているかたいませんか?管理人も最初は???でしたが、今は女子男子分け隔てなく、面白そうな試合は必ずチェックしています!
女子MMAの競技人口は確実に増加しています!最初はかわいい・きれい!きっかけで全然かまわないと思いますが実力も是非見てほしいと思います。女子MMAは確実にレベルが底上げされており、UFCのトップクラスになると「かなり強く」、見てても迫力があります!
今回はそんな女子格闘技に少しでも興味を持ってほしいと思いちょっと整理してみました。女子格闘技の海外・国内の注目選手や女子格闘技の特徴について記事にしています!
当然ツヨカワも興味ありますよね⁈
一度は試合を見てほしい世界の現役トップクラス女子ファイター
ヨアナ・イェンジェイチック
元UFCストロー級王者ヨアナ・イェンジェイチックです。現在でもランク2位です。キックボクシング・ムエタイをバックボーンとした打撃得意の選手です。打撃のスピードは女子とは思えないくらい早いです。手数も多い!
2020年のジャン・ウェイリーとのタイトルマッチは年間優秀試合(ファイト・オブザイヤー)にも選ばれた激戦でした。
女子らしくない、と言ったら失礼ですが、こんな打撃が女子で出来るの?と初見で思うであろう選手です。
とにかくアグレッシブで早い・強い。ストロー級とはとても思えない力強さです。女子のレベルを引き上げた選手だと思います。精神力が強く、大激戦をするイメージです。女子選手のイメージを覆すバチバチの殴り合いをするタイプですね。
ちなみに名前がとても発音しづらい・・・
アマンダ・ヌネス
UFC女子フェザー級・バンタム級の2階級チャンピオンにして絶対王者のアマンダ・ヌネスは女子格闘技の地位を高めた立役者の一人だと思います。
女子だけど女子らしくない、フィジカルが強くパワーのある選手。打撃も出来ますし組みも寝技も隙がありません。男子だったらどれくらい強いのか。。。と恐ろしくなるくらいです。ちょっと他の女子選手とは「格」が違います。次元が違うかも知れません・・・
以前まとめましたのでコチラも参考に。
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ
女子フライ級の絶対王者のヴァレンティーナ・シェフチェンコは冷静で効率的なファイトスタイルです。キルギス出身でムエタイ・キックボクシングをバックボーンとする選手ですが、サンボ・レスリング・柔道なども経験があるトータルファイターです。
3敗しかしていないのですがそのうち2敗がアマンダ・ヌネスです・・・そしてヨアナ・イェンジェイチックには3度対戦して全て勝利しています。
現在はUFC女子フライ級の絶対王者として君臨しており4回防衛をしています。
シェフチェンコもやはりフィジカルが女子離れしており(アマンダ・ヌネス程ではないですが)、スピードもあります。打撃が非常に正確で、クレバーな試合運びをします。そしてチャンスと見ると凄まじい勢いでラッシュしてくる選手です。
女子選手の特徴
女子選手は当たり前ですが体格と筋量が男子選手よりは劣ります。その為、KO決着が少し少ない傾向があります(特に軽量級。)。男子のように一発で決まる、という形よりもその後のパウンドでKOが多いですね。
また、選手も言っていますが、女子の方が関節がやわらかいので関節技が極まりにくい傾向が少しあります。女子選手は腕よりも首を狙いに行く傾向がやや強いかなと思います。
もう一つ言える特徴は女子のほうが好戦的な選手が多い気がします。気持ちが強い選手が多い、といったほうがいいかも知れません。ギブアップしないで気絶したりとかもありますね・・・
ただし女子選手はやはり選手層がどうしても男子よりも薄くなってしまいます。UFCですら一部の階級(フェザー級など)では人材不足です。日本も女子だとアトム級かストロー級しか殆どいませんよね・・・競技人口がどうしても少ないというのが課題です。
その代わり、女子でちょっと実績を作れればUFCへの道は男子よりも全然近いと思います!強い女子格闘家はどの団体からも引く手あまたなのです!
ちなみにそういった競技人口的な環境から、男子選手と練習を一緒にすることも多いようです。面白いのは女子選手としか練習しない派(浜崎選手など)と、男子選手と多く練習する派(浅倉選手など)に分かれる傾向があります。
男子選手はどうしても気を使ったり手を抜く部分が女子選手相手だとありますのでそのデメリットをどうとるか、女子選手の場合はパワーが弱いので、いざフィジカルが強い選手とあたったときに驚くというデメリットもあるそうです。
女子の重い階級(バンタムとか)はそもそも選手が少ないので選択肢が男子選手しかいないそうですが・・・
日本人女子ファイター
日本人でも海外に通じる実力派は多数いますので紹介していきます!
浜崎朱加
浜崎朱加選手は日本女子史上最強・最高の戦績と言っていいと思います。柔道ベースで極めることももちろん打撃も強くフィジカルも強い、バランスの取れた選手です。
現RIZIN女子スーパーアトム級王者で、以前はINVICTAFCの王者でもありました。現在はRIZINで主に活動しています。長く現役を続けて未だ日本人女子のトップオブザトップに君臨しています。
村田夏南子
村田夏南子選手はストロー級の選手で現在UFCに参戦しています。デビュー戦は勝利しました!
レスリングがバックボーンで、国際大会等で上位の実績を残しています。MMAでは1敗しかしていません。組技が得意な選手です。倒してパウンド、という流れですね。
パンクラス、RIZINを経てInvitaFCでストロー級のチャンピオンになりそこからUFC参戦している実力者です。
魅津希
魅津希選手はRIZIN参戦中の井上直樹選手の姉で、現在UFCに参戦しています。現DEEP Jewelsストロー級チャンピオンでもあります。
UFCでは1勝1敗ですが、アメリカに拠点を移しセラ・ロンゴ・ファイトーチームに所属しています(元UFCチャンピオンのマット・セラ(柔術黒帯)のチームですね)。バックボーンは空手ですが、現在はグラップラーになっており14勝のうち9個の1っ本勝ちがあります(逆にKO勝ちはありません)
まだ若いですが16歳でデビューしているのでキャリアは長い実力派です。打撃の破壊力はあまり無いのですが、バランスもとれておりまだまだ伸びしろがあるファイターです。現在怪我の為長期離脱中ですので復帰が期待されます。
渡辺華奈
続いては渡辺華奈選手です!RIZINで活躍していましたが、2021年4月からBellatorにも参戦します。ちなみにRIZINにも継続参戦可能な契約とのことです。美人ファイターとしても有名ですね!
柔道がバックボーンで国内大会で数々の好成績を出していました(JR東日本所属で活躍)。MMA転向後は無敗です!フィジカルに優れており、今まで組み負けたことは一度も無いと豪語しています!ちなみに時間があれば筋トレしているようで、休養しなければいけないときが一番つらいそうです😅
2019年に行なわれたBellatorとRIZINの対抗戦に出場し、そこで勝利したことを買われてのBellator参戦となりました、今後とても楽しみな選手です。
フライ級の選手で、日本人女子としてはかなり大柄になります。日本だと選手層が薄い部分なのでスパーリングは殆ど男性選手相手になっているそうで、それもフィジカルが強くなっている要因の一つかもしれません。
ツヨカワ!女子ファイター(日本人選手)
日本と世界のツヨカワを独断と偏見で紹介します。実力を伴っていないと当然ダメですがそんな強くてかわいい女子を紹介します!
RENA
まず日本での代表格はRENA選手ですね!RIZINに参戦している元祖ツヨカワです!
RIZINを盛り上げて人気をあげた立役者の一人ですね!近々での引退を示唆しておりますが打撃系の元祖ツヨカワ女子です!
あい
管理人推しのあい選手。ファイターとしての実績がまだ不足していますが、ビジュアルは抜群です!RIZINに参戦しています!元々はレスリングで活躍していた選手で、顔に似合わない😅パワフルなタックルとパウンドが強みです!2020年大晦日に浅倉カンナ選手に敗れましたがそれまで無敗でした!
ケイト・ロータス
実績はこれからですがケイト・ロータス選手!DEEP Jewelsに参戦しています!
こちらも顔に似合わずパワフルな選手です。まだデビューしたばかりですが、グラウンドでのポジション取りや体重移動を見ると中々のセンスを感じる選手です。
ツヨカワ!女子ファイター(海外選手)
ニックネームは12ゲージ(銃の口径を表わす)のアメリカ人ファイター。モデルもやっていたようです。現在はUFCを離脱していますが、フライ級の選手です。
こちらは柔術黒帯のファイター、マッケンジー・ダーンです。ストロー級です。
ブラジル系のアメリカ人で、幼い時から柔術を習っていた為、寝技が非常に強いです!
UFCで5勝1敗!比較的MMAでは極めにくいアシカン(足への関節技)を決めてしまう選手です。
期待の若手メイシー・バーバー。ニックネームはFuture。最年少でのUFCタイトルを目指しています。
顔に似合わず?非常に好戦的でアグレッシブな戦い方をする打撃系が得意な選手です。大けがをしてしまい復帰したばかりです。
こちらも今売り出し中のブラジル人女性ファイター、アマンダ・ヒバスです。
柔術黒帯の実力派で、先ほどのペイジ・ヴァンサントにもマッケンジー・ダーンにも勝利しています!
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した以外でもまだまだ他にも期待の女子選手は沢山いますので、是非色々チェックしてみてください!