UFC Vegas 18!

UFC

UFCファイトナイト・ラスベガス:オーフレイム vs. ボルコフ  が2/7に行なわれました!

今回はアメリカラスベガスのUFC APEXという会場で無観客での開催となりました。

最近はアブダビで有観客でやっていたので、それと比べると静かな感じで進んだイメージでした。

今回はFIGHTPASSでメインとプレリムの一部をLIVE視聴しましたのでその感想を!

目次

UFC Fight night とは?

UFC Fight Night はナンバーシリーズ(PPV大会)よりグレードが少し落ちる大会となります。

カードもメインは有名選手(ただし絶好調のトップファイターではない)が張りますが、ランカークラスの試合は少ないです。

簡単にいうと、下部組織的団体、マイナー団体等で実績活躍した若手選手の挑戦の場、中堅・ベテラン選手の活躍の場、そして他メジャー団体からの挑戦者のデビュー戦等のステージという位置づけになります。

ここで活躍できるとナンバーシリーズに行ける(もしくは戻れる)という感じでしょうか。

メインカードの中のメインはナンバーシリーズに入ってもおかしくないカードになりますのでちょっと扱いが違うかもしれません。

今回はベテラン勢としてオーフレイム、エドガー、グイン等の参戦、中堅としてジョンソン、メジャー団体から枠でケイプ(実績的にFight nightでしたね。チャンドラーはBellatrorだし有名ですからナンバーシリーズデビューだったと思います)

Fight night についてはUFC fightpassで全試合ライプで観戦可能です!万が一見直しても数時間後(試合によっては生配信終了前に)にはオンデマンドで観れるようになります!

今回のメインカードは見る価値大!

メインカード全般がシブかったですが見ごたえ充分でした!

この大会のメインはオーフレイムVSボルコフでした。

セミはサンドヘイゲンVSエドガー、その前がジョンソンVSグイダ、とベテランまたはベテランに差し掛かった選手が多く登場した印象です。

そして元RIZINバンタム級王者マネルケイプのUFCデビュー戦。ケイプはアメリカではそこまで知名度無いと思うので、まさにFight Nightぽいカードでしたね!

順番に感想を・・・(ケイプの試合は次の項目で)

オーフレイムVSボルコフ

日本でも有名なオーフレイム選手はもう40歳!比較的選手寿命が長いMMA(総合格闘技)でもベテランストライカーです。ベテランですが最近調子をあげてきており連勝し、本人もタイトルを目指したいことを言っていたので注目されていました。以前(2012ごろ)タイトル戦を行なう予定だったのですが、ドーピングに引っかかってその試合が無くなってしまいました。今はそういった行為はしていないと思いますので、そんな中での連勝で再評価されていたところです。ここで勝てば一気にタイトル戦可能な位置づけ。

一方のボルコフ選手は身長が2m‼アリスターが見下ろされるのは中々ないですよ。。。こちらも空手ベースのストライカータイプ。

試合はオーフレイム選手が衝撃のKO負け。。。序盤から少し動きがよくなく消極的に見えてましたが、何発かいいのを食らってしまい、1ラウンドはしのぎましたが2ラウンドで防戦一方となりあっけなくダウンして終了。

オーフレイムはかなりのベテランですが、負けるときに派手にKOされるイメージです。ガヌー戦とか本気でヤバい倒れ方しましたし、、、今回も割とあっさり倒れたように見えますが、やはり撃たれ弱くなっているのかも。

また、今回かなり消極的にみえました。闘争心が下がってきているのかもしれないと感じました。いずれにしてもアリスターはこの負け方ですとタイトル戦線から完全に離脱でしょう。

ボルコフ選手は試合後タイトル戦を猛烈にアピールしていました。現ヘビー級王者はスティペ・ミオシッチ選手です。この試合ヘビー級ということもありますが、両者とも少しスピード感がなかったので、今回のスピードレンジでボルコフ選手がミオシッチとやり合えるかはちょっと微妙だと思います。

ただし元々のボルコフはもっとスピードがあった気がするので、今回はアリスターの状態でそうなっただけかも?

いずれにしてもヘビー級はミオシッチVSコーミエの頂上決戦が終わり、ジョン・ジョーンズの階級上げての参戦がありますから、まずはジョーンズVSミオシッチでしょう。その次にボルコフが絡んで行けるかですかね。その為にはガヌーを倒さないと厳しいでしょうね(無理っぽいですが・・・)

サンドヘイゲンVSエドガー

エドガーは元ライト級チャンピオンです。レジェンドと言っていいレベルだと思います。かつてのエドガーVSヘンダーソンは超名勝負!スタンドもグラウンドも出来るタイプで闘争心あふれるいいファイターです。

階級をフェザー→バンタムと落としてきましたが適性はどこなんでしょう?フェザーくらいのような・・・

一方のサンドヘイゲンはまだ若くUFCで1敗しかしていない強烈なストライカー。

今回はランク3位のサンドヘイゲン選手と4位のエドガー選手という上位対決となり、ベテランVS中堅という感じで勝った方がタイトル挑戦という流れだと思います。バンタム級の今後の流れに関わる重要な試合ですね。

試合はなんとサンドヘイゲンが飛び膝でエドガーを失神KO。ほんとに失神でしたね。衝撃。開始28秒ということで秒殺ですね!

オーフレイムもそうなんですが、歴戦の戦士はやはりもろく倒れるケースが散見されます。エドガーも撃たれ弱くなってしまっているのかも・・・でもこの飛び膝はかなりヤバい攻撃でした。あれは立てないでしょう。

今後、近い将来にバンタム級のタイトルに恐らくサンドヘイゲンが挑戦すると思います。現チャンピオンのヤン選手はまだ足固めできていないと思いますので、十分チャンスがあると思いますのでこれは期待です!

ジョンソンVSグイダ

シブい対決のマイケル・ジョンソンVSグイダ。二人ともベテランですね。スタンド得意のジョンソンはちょっと最近元気なし。

グイダは同じベテランでもジョンソンより5歳上ですが、強力なグラップラーですからかなり良い組み合わせ。

試合は終始グイダが積極的に行き、優勢に試合を進めていたと思います。往年ほどのフットワークはないのですがいい形でテイクダウンを取り試合を支配していました。打撃でもグイダ負けてなかったですね。

グイダは気持ちが前面に出る応援したくなるファイターです。今後もこう言った試合で魅せてほしいですね!

一方のジョンソンはちょっと厳しい・・・連敗続きです。かつてヌルマゴやゲイジー、ディアス等と対決しましたがいずれも負けています(ファーガソンとポワリエには勝ってますが)

今後ファイターとしてUFCで続けていけるかがきわどいのかなと感じています(もう一回チャンスあるかもですが)

マネルケイプはUFCに通用したのか?

マネルケイプVSパントージャ

マネルケイプは日本では総合格闘技界では有名です。(RIZINでのバンタム級王者取った試合↓)

日本人のバンタム級は層が厚いですが、堀口選手に次ぐ実力者と目される朝倉海選手に勝ってタイトルを獲りました。ちなみにケイプ選手と海選手の試合はこれが2戦目で、1戦目は判定で海選手が勝ちましたが物議をかもした判定でした。2戦目はケイプ選手がKO勝ちです。

このように、ケイプ選手は日本で実績を積み上げ、RIZIN王者としてUFCに参戦した為、「RIZINとUFCの競技レベルの物差し」になり得る選手なのです。

タイプとしては打撃が得意なタイプで積極的に来るイメージですね。

一方UFCはこのノーランカーの挑戦者にランキング5位のパントージャ選手をあてました。これは絶妙なマッチメイクです。

パントージャは実力と実績を兼ねそろえるベテランで、打撃も寝技もいけるオールラウンダーです。どっちかというと寝技が強いかな?ATTに移籍して洗練されたイメージです。ちなみにパントージャは過去扇久保選手に負けています。

ややこしいですが、本当はケイプはRIZIN防衛線で扇久保選手とやる予定でした。(扇久保選手が石渡選手を倒してその権利を持っていた。)扇久保選手は朝倉海選手に也べれているけどパントージャには勝っています(ATT移籍前ですが)

パントージャに勝てればUFCでも上位ランカークラスの実力と認められるでしょうし、負ければRIZINのチャンピオンてその程度なのね、と思われてしまうケイプ本人ならず日本のMMAファンも気になる試合でした。

この試合は勝敗はもちろん、内容(負けるにしても負け方)が重要な試合だったと思います。

結果ですがパントージャ選手の判定勝ち(3-0)。判定はその通りだと思います。終始パントージャが「打撃で」プレッシャーをかけており手数で上回っていたと思います。敢えてなのか組むまでもないと思ったのかタックルには行きませんでした。作戦をしっかり準備していたのでしょう。

効果的な打撃を多少ケイプはいれていたと思いますが、RIZINのときと比べて明らかに動きが硬い、慎重すぎる入り方でした。色々な事情でUFCデビューが遅れてしまい、試合間隔が1年以上あいていたのも影響していたかもしれません。結果的に「負け方が悪い」試合になってしまいました。

が、事前の予想では打撃では圧倒していると思われていたケイプが、打撃で抑え込まれました。これは衝撃です。日本で打撃ではトップクラスと言われる朝倉海選手にKOで勝ったケイプが打撃で、しかもストライカーというよりもグラップラーよりのオールラウンダーの選手に負けるということは現状のMMAの日本のレベルはまだまだ切磋琢磨していく必要がある、ということを指していると思います。

近年のMMA(総合格闘技)は打撃のみもしくは寝技のみでは「絶対に」勝ち続けられません。打倒極をまんべんなく柔軟に対応することができて、かつその中に得意な分野がある選手がチャンピオンになれる可能性が高いと思います。

まとめ

Vegas18はFightNightと言われるシリーズです。最初に述べたように、この試合の結果でナンバーシリーズに行けるか、もしくはFight night にとどまるか、はたまたリリースされるかが決まったりしますのでこの辺りの攻防やストーリーを理解しながら見るとよりナンバーシリーズも楽しめると思います。

また、今回のケイプ選手のように日本人選手もしくは日本の団体で実績を作ってUFCにチャレンジする選手の初戦はおそらくFight Nightになると思います。そういった意味で出場している選手や大会の位置づけを理解するのは重要だと思います!

無いと思いますが(思いたい)ケイプ選手は今回の試合内容だと、着たいとの落差が大きく最悪リリースがあり得ます。次の試合(があるはず)がとても重要になると思います。UFCはあっさり1試合でリリースしたりするドライなところがあります。それだけ選手層が厚いのです。